経産省、「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」結果を発表


 経済産業省は、2009年11月~2010年2月の期間に実施した携帯電話回収促進事業「たんすケータイあつめタイ\(^o^)/」の結果(速報値)を公表した。携帯電話は約56万台が回収された。

 経産省では、家電量販店などと連携し、特典を用意することで携帯電話リサイクルの促進を狙った事業「たんすケータイあつめタイ\(^o^)/」を2009年11月21日~2010年2月28日の期間に実施した。同事業での結果、使用済み携帯電話・PHSは56万7056台が回収された。全国での回収の傾向は人口比率に概ね準じる形だが、近畿では他の地域と比べて相対的に回収の比率が高くなっている。回収された携帯電話・PHSに含まれる有用金属の推計値は、金22kg、銀79kg、銅5670kg、パラジウム2kg。

 経産省では、前年の同時期に携帯電話を回収していた量販店2社においては、回収台数が前年を大きく上回ったことが確認されたとしており、今後も回収促進に取り組んでいくとしている。

 



(太田 亮三)

2010/3/8 13:41