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「着メロ」の商標権、ビジュアルアーツが落札


 東京都主税局からインターネット公売で入札募集が行われていた「着メロ」という商標権について、ビジュアルアーツが落札していたことがわかった。

 「着メロ」という商標権は、2月中旬、東京都のインターネット公売で出品された。商標登録番号が第4707135号(幅広い製品を対象にした商標)のものと、第4194385号(携帯・PHSや電話、コンピュータを対象にした商標)のものの2つが公売にかけられており、どちらもYOZANが商標権を保有していた。

 今回の入札は、3月8日13時が締切となっており、締切間際の8日12時50分前後から入札価格が高騰。最終的にはビジュアルアーツが第4707135号を1600万1000円で、第4194385号を950万1000円で落札。落札額は、2つあわせて計2550万2000円となった。

 アダルト向けゲーム開発・販売を手がけるビジュアルアーツでは、携帯電話向けサイトも運営しており、同社開発ゲームに関連するコンテンツを配信している。携帯電話向けコンテンツに注力する中で、「着メロ」という商標権が生きてくると判断した、と取得の背景を説明する。携帯向けコンテンツの中で、着信メロディは、古くからあるジャンルだが、同社では「入札価格は当社社長の馬場が判断した。一般名詞として成り立っている用語を中小企業が一から作るのは難しいが、そういった商標を入手できることは企業価値向上に繋がるとも言える」としている。

 2500万円強で取得された商標権だが、ビジュアルアーツでは、利用料を徴収したり、利用を制限したりする考えは全くないという。ただし、表記ルールなどを今後検討し、まとまり次第、同社Webサイトで案内していく方針。

 



(関口 聖)

2010/3/9 16:21