ビックカメラ有楽町店別館がリニューアル、iPhone専用コーナーも


セレモニーで関係者や報道陣、通りすがりの人々で混雑するビックカメラ有楽町店別館店頭
セレモニーにかけつけたカイくんとダンテ・カーヴァー

 ビックカメラは、東京・有楽町のビックカメラ有楽町店別館をリニューアルオープンした。テレビコーナーが拡充したほか、ソフトバンクモバイルの「iPhone」専用コーナーが設けられている。

 今回のリニューアルで設けられたiPhone専用コーナーは、55台の実機を並べ、iPhone向けアクセサリーを多数用意する。実機展示は、ゲームメーカーの主要タイトルを紹介するコーナー、実用アプリを紹介するコーナーが用意されるほか、モニターを掲げる円形ブースでは昼休みや夕方といった会社勤めのユーザーが来店しやすい時間帯、あるいは週末に、スタッフが壇上に立ってデモや解説をしながらiPhoneの使い方を紹介する。将来的には、新作アプリの発表やUstreamでの中継なども行えるようにしたいとのこと。

 常駐するスタッフは、iPhoneの使い方を学ぶ講習を受けているという。こういったスタッフは他のiPhone取扱店にも存在するが、有楽町店別館のiPhone専用コーナーのスタッフは、ほぼ全員そういった講習を経ている。また、iPhone用アクセサリーは1000アイテム以上取り揃えられ、国内最大級の取り扱いになるという。

 このほか同店では、地上デジタル放送対応のテレビコーナーを拡充し、「日本最大級」(ビックカメラ)の展示、CS放送や地デジ対応テレビ向けインターネットサービス、DLNAなど各種専用コーナーを設けている。

 12日の開店時には、リニューアルを記念したセレモニーが行われた。iPhone専用コーナーが設けられるとあって、セレモニーには、ソフトバンクモバイルのテレビCMキャラクターを務めるダンテ・カーヴァーと、犬のカイくんが登場、付近を通行する人々から声援を受けていた。また、ビックカメラ常務取締役 営業本部長の塚本智明氏は、「有楽町というところは、あらゆる意味で、これからの家電商品などをしっかり伝えなければいけない店舗、そういう使命があると考えていた。今回発信したいのは、地デジテレビの楽しみ方、iPhoneの楽しみ方。そして楽しさ、豊かさを表現できる店だと考えている」と述べ、意欲を見せた。

 

ビックカメラ塚本氏店内。入店してすぐiPhone専用コーナー
ゲームコンテンツ専用コーナー実用アプリを紹介するコーナーiPhoneを55台展示多くのアクセサリーを展示
ソフトバンクショップよりも取り扱うアクセサリーは多いというイヤホンなどイヤホン、ケースが多く見られたデモなどを行う円形ブースも
他社や一般的な携帯電話を販売するコーナーiPhone専用コーナーより小規模テレビ展示も注力

 

(関口 聖)

2010/3/12 12:06