日本エンタープライズ、中国で電子書籍関連の団体


 日本エンタープライズの中国法人である因特瑞思(北京)信息科技は、国際版権交易中心、中国軽工業出版社、幻想芸術雑誌社と、電子書籍に関する団体「漫画家新媒体連盟」を設立した。

 「漫画家新媒体連盟」は、携帯電話市場が急激に成長する中国市場において、漫画家(作家)の著作権や商標権を侵害する事案が多く発生していることから設立された団体。版権保護システムの構築、作家の支援、漫画を中心としたデジタル産業の発展などを目指す。また、これまで漫画家が行ってきた、コンテンツ事業者との契約、価格交渉を代行する。

 参加企業は、国際版権交易中心、中国軽工業出版社、幻想芸術雑誌社、日中3G応用研究院、漫網、北京業主行網絡科技有限公司、因特瑞思(北京)信息科技有限公司で、参加する作家は朱根華、顔開、胡蓉、権迎升、李達輝、崔笛、王蕾など50名とのこと。

 

(関口 聖)

2010/3/15 15:08