L-03Aに音声が途切れる不具合、ソフト更新開始


L-03A

 NTTドコモは、LGエレクトロニクス製のFOMA端末「L-03A」において、通話が途切れる不具合を明らかにし、通信経由で端末ソフトウェアを改修できるソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 不具合は、特定環境下で音声が途切れる場合があるというもの。最新版ソフトウェアを適用することで、この不具合と細かいバグが修正される。

 ソフトウェア更新にかかる時間は約3分。更新作業はフル充電の状態で実行し、この間、通話やメールを含めた携帯電話の操作が行えなくなる。なお、L-03Aは、手動更新となり、端末メニュー画面の「設定」から「その他」→「ソフトウェア更新」と遷移し、案内に従って更新する。

「M1000」のセキュリティスキャンデータ公開

 このほか、モトローラ製スマートフォン「M1000」のセキュリティスキャン機能のパターンデータ「3.23」も公開された。

 今回のバージョンは、「SymbOS/Appdisabler.z」というウィルスに対応するもので、感染すると端末が再起動し、「Motorola 3G」のロゴが繰り返し表示され、端末の正常に起動せず使用不能になるという。こちらも手動でのパターンデータ更新およびスキャンが必要となる。

 

(津田 啓夢)

2010/3/16 14:10