福岡ユビキタス特区で「つぶやきラジオ」実証実験


 エフエム東京(TOKYO FM)、エフエム福岡(FM FUKUOKA)、クワトロメディアは、福岡市のユビキタス特区において、リスナーが通信経由で投稿し、その内容をデータ放送で表示する実証実験「つぶやきラジオ」を3月18日より実施する。

 今回行われる「つぶやきラジオ」は、放送中の番組に対してユーザーが感想などを通信経由で投稿すると、その内容がデータ放送で他のユーザーにも伝わるというもの。福岡市のユビキタス特区に設けられたマルチメディア放送実験試験局(703ch)において、FM FUKUOKAのサイマル放送番組(月~金、9時~17時)で実施される。

 福岡のユビキタス特区では、ISDB-Tsbの3セグメント方式を用いたマルチメディア放送の実験が行われている。VHFローバンド(VHF-LOW帯)を利用する地方マルチメディア放送の先行実験という位置付けで、今回の「つぶやきラジオ」もその一環となる。

 



(関口 聖)

2010/3/17 16:30