Nokia、メッセージング機能など充実した海外向け3モデル発表

左からC3、C6、E5

　Nokiaは、海外向け携帯電話「Nokia C3」「Nokia C6」「Nokia E5」の3モデルを発表した。

■C3

　C3は、QWERTYキーボードを搭載したストレート型携帯電話。端末プラットフォームにミドルクラス向けの「Series 40」を採用する。価格は90ユーロ。

　FacebookやTwitterといったソーシャルネットワークサービスに、ホーム画面からアクセス可能なほか、コメントや更新情報、などが確認できる。Ovi MailやOvi ChatといったNokiaのインターネットサービスをサポートし、パソコンなどを介さずそれらが設定可能。

　2メガカメラ、2.4インチ、320×240ドット、26万2000色表示のディスプレイを搭載する。55MBの内蔵メモリと最大8GBメモリカード、無線LAN（IEEE802.11b/g）、Bluetoothなどに対応。WebKitベースのブラウザ、Opera Mini、FMラジオなどが利用できる。

　通信方式はGSM/EGSM 850/900/1800/1900MHzとなる。連続待受時間は最大20日間、通話時間は最大7時間。大きさは115×58.1×13.6mmで、重さは114g。ボディカラーはgoden white、slate grey、hot pinkの3タイプが用意される。発売は2010年第2四半期。

C3

■C6

C6

　C6は、スライド式QWERTYキーボードを搭載したSymbian OS（Series 60）を採用したスマートフォン。コンシューマー向けスマートフォンに位置付けられる。

　3.2インチ、640×360ドット（16:9）、1600万色表示のタッチスクリーンディスプレイを搭載する。カメラ機能は、オートフォーカス＆フラッシュライト付きの5メガカメラを搭載し、最大16GBのmicroSDHCカードが利用可能。テレビ電話用のサブカメラも用意されている。内蔵メモリは200MB。無線LANやアシスト型のGPS機能、Bluetooth、FMラジオなども利用できる。

　待受画面でFacebookが確認できるほか、GmailやYahoo! Mail、Windows Live Hotmail、Ovi Mailなどに対応。インスタントメッセンジャー地図ナビゲーションサービス「Ovi Maps」に対応する。また、アプリ配信プラットフォーム「Ovi Store」が利用できる。2010年第2四半期に発売され、価格は220ユーロ。

　通信方式はHSDPA/W-CDMA（850/900/1900/2100MHz）と、GSM/EDGE（850/900/1800/1900MHz）に対応する。連続待受時間は約16日間、通話時間はGSM圏で7時間、3G圏で5時間。大きさは113.4×53×16.8mmで、重さは150g。ボディカラーはBlackとWhite

■E5

　E5は、Symbian OSを採用したビジネス向けスマートフォン。「E72」や「E63」シリーズのコンセプト受け継いだモデルで、ビジネス向け機能とエンターテイメント要素の双方が盛り込まれている。

　LEDフラッシュ付きの5メガカメラ（full focus）を搭載し、Flickr連携機能なども用意されている。Eメールに対応し、マイクロソフトのExchangeやIBMのLotus Notes Travelerなどをサポート。GmailやYahoo! Mail、Windows Live Hotmail、Ovi Mailも利用できる。インスタントメッセンジャーが利用可能。このほかVPN機能や、Ovi Storeに対応する。

　通信方式は、GSM（850/900/1800/1900MHz）、HSPA/W-CDMA（850/900/1900/2100MHz）をサポートする。連続待受時間は29日間で、通話時間はGSM圏で18時間30分、3G圏で5時間30分。大きさは115×58.9×12.8mmで重さは126g。2010年第3四半期にも発売され、価格は180ユーロ。

E5