MSの「KIN」、米Verizon Wirelessから6日発売

写真左からKIN ONE、KIN TWO

　米マイクロソフトは、Windows Phone搭載のスマートフォン「KIN」について、米携帯電話事業者であるVerizon Wirelessから5月6日に発売されたと発表した。

　「KIN」は、端末プラットフォームにWindows Phoneを採用したシャープ製のスマートフォン。丸みを帯びた正方形に近い端末デザインで、スライドさせるとキーボードが現われる「KIN ONE」と、スライド式フルキーボードを搭載したスマートフォンらしいデザインの「KIN TWO」が4月に発表された。

　音楽プレイヤー「Zune」の機能が盛り込まれ、メールやフルブラウザがなどが利用できる。Facebook、Twitter、MySpace、Windows Liveなどの更新情報が確認できる「KIN Loop」や、画像やテキスト、Webサイトなどを共有できる「KIN Spot」など共有機能が特徴となっている。KIN ONEには500万画素カメラ、4GB内蔵メモリを搭載、KIN TWOには800万画素カメラ、8GB内蔵メモリなどを搭載する。

　Verizon Wirelessでは、6日より直販サイトで販売を開始。5月13日よりVerizon Wirelessの店舗でも販売する予定。価格はKIN ONEが49.99ドル（約4600円）、KIN TWOが99.99ドル（約9240円）となる。2年契約を条件に100ドル分のメールが利用できる。マイクロソフトでは、Verizon Wirelessユーザーは、月額39.99ドル～の通話料金プラン「Nationwide Talk」、メールとWebが月額29.99ドルで定額の「Email and Web for Smartphone」を契約する必要があるとしている。