ソフトバンク、「iPad」一部モデルの販売価格を改定


 ソフトバンクモバイルは、アップルのタブレット型端末「iPad」の一部モデルについて、一括購入時の販売価格を改定すると発表した。

 マルチタッチディスプレイを備える「iPad」は16GB、32GB、64GBと本体メモリ容量が異なる3モデルが存在し、さらにWi-Fi(無線LAN)のみ対応するWi-Fi版、携帯電話網も利用できるWi-Fi+3G版がラインナップされている。ソフトバンクモバイルでは、Wi-Fi+3G版向けの料金プランとして、前払い型のプリペイドプランと、後払い型のデータ定額プランを用意しており、本体価格もプリペイドプランとデータ定額プランによって異なる形となっている。

 今回、ソフトバンクモバイルが改定した本体価格は、プリペイドプラン向けのiPad Wi-Fi+3G版(16GB/32GB/64GB)と、料金プランを契約する必要がないWi-Fi版(16GB/32GB/64GB)、計6モデルとなる。たとえば16GBのプリペイドプラン向けiPad Wi-Fi+3G版は改訂前が6万1920円だったが、改定により6万1800円に変更された。また16GBのWi-Fi版は、改訂前4万8960円だったが、改定により4万8800円となる。

 改定されるのは、「現金販売価格」と呼ばれる一括での購入価格のみ。分割での支払額や分割支払総額に変更はない。またデータ定額プランを利用するiPadの本体価格も変更はない。ソフトバンクモバイルでは改定の理由について「よりお買い求めいただきやすくするため」と説明している。なお、アップルの直販サイト「Apple Online Store」で案内されている価格と変更後の価格は同じ内容となっている。

 


(関口 聖)

2010/5/10 12:10