ソニー、無線WAN内蔵のネットブック「VAIO Pシリーズ」


 ソニーは、3Gの無線通信モジュールを内蔵した小型パソコン「VAIO Pシリーズ VPCP119KJ」を5月22日に発売する。オープンプライスだが、店頭価格は約10万円。

 「VAIO Pシリーズ VPCP119KJ」は、Windows 7 Home Premium(32bit)を搭載した小型パソコン。店頭販売の標準モデルは、CPUがAtom Z530(1.6GHz)、8型、1600×768ドットのディスプレイを装備する。メモリ2GB、SSD64GBとなる。付属のバッテリーで最長約5.5時間、オプションのLバッテリーで最長約11.5時間駆動する。

 無線通信機能は、標準モデルは無線LANおよびWiMAX、GPSをサポートする。VAIOオーナーメードおよび法人向けカスタマイズモデルについては、無線WAN機能が搭載可能で、NTTドコモのFOMA ハイスピードもしくは日本通信のb-mobileが選択できる。

 大きさは245×19.8×120mmで、重さは約619g。ボディカラーはオレンジ、ピンク、ホワイトの3タイプが用意される。

 なお、日本通信は10日、VAIOの新「Pシリーズ」について、「b-mobile もしもしDoccica」サービスを組み込んだものと発表している。

 


(津田 啓夢)

2010/5/10 16:52