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「Android 2.2」発表、パフォーマンス改善や新機能など


 米グーグルは、開発者向けイベント「Google I/O」で、携帯向けソフトウェアプラットフォームの最新版「Android 2.2」を発表した。

 「Android」は、グーグルが主導して開発が進められている携帯向けソフトウェアプラットフォーム。最新版では、5つの特徴があると紹介されている。たとえばプログラム実行環境で新たな仕組みが加わったことにより、CPUに負荷を掛けるプログラムでは従来と比べて2倍〜5倍と、パフォーマンスが改善された。また、エンタープライズ向け機能として、Exchange関連機能では、アカウントを自動的に見つけ、カレンダーを同期する。ハードウェア関連のAPIでは、遠隔消去や一定時間経過後に操作できなくするといった機能を持つアプリケーションが開発できるようになる。

 ブラウザの高速化も図られ、新たなJavaScriptエンジンが搭載される。アプリは内部メモリだけではなくSDカードにインストールすることもできるようになった。Android Marketではアプリケーションのエラーを記録したレポートが提供され、ユーザーから得られたクラッシュやフリーズといった現象を開発者が把握できるようになる。

 このほか待受画面では「tips widgets」と呼ばれるアプリが用意され、設定変更などを分かりやすく案内する。アプリは「Android Cloud to Device Messaging」と呼ばれる仕組みを利用できるようになる。たとえばデスクトップパソコンでGoogle Mapsを閲覧している際、ブラウザに用意された“送信ボタン”を押すと、手持ちのAndroid 2.2搭載スマートフォンへその地図がそのまま送付できる。カメラ関連では、LEDフラッシュを動画撮影時にも利用できるようになった。またスマートフォンをWi-Fiのアクセスポイントにできる機能も用意され、いわゆる“テザリング”が利用できる。

 開発者向けにはSDKが提供されている。グーグルでは、今後いくつかの機器で2.2へのアップデートが行われるだろうと予測している。

 



(関口 聖)

2010/5/21 12:18