iPadの販売数、5月31日に200万台突破


 米Appleは、タブレット端末「iPad」の販売台数が5月31日に全世界で200万台を突破したと発表した。

 同社では、4月3日の発売後60日を経ずに200万台を突破したとしている。iPadは、米国において4月3日よりまずはWi-Fi版の販売が開始された。同月30日には3G+Wi-Fi版が登場し、5月28日には日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国の9カ国で販売が始まった。今後年末にかけて販売地域が拡大される予定。

 なお米Appleは、4月3日の発売初日に30万台が出荷されたと発表しており、5月31日までに170万台を積み増したことになる。このほか、モバイル広告を手がけるAdMobでは、4月中に一度でもAdMob広告を表示したことのあるデバイスをカウントし、アクティブな稼働数に近い台数として公表している。このデータでは、4月のiPad稼働数は29万4653台となっていた。

 



(津田 啓夢)

2010/6/1 12:30