ビックカメラのWiMAXサービス、専用モバイルルーターを発売


 ビックカメラは、MVNO型通信サービス「BIC WiMAX SERVICE」専用のモバイルルーターとして、「URoad-7000(WiMAX Speed Wi-Fi)」を6月下旬より販売する。ビックカメラやソフマップ各店で取り扱われる。価格は1万9800円。

 「URoad-7000」は、UQ WiMAXのネットワークを借り受けるMVNO型サービス「BIC WiMAX SERVICE」専用となるシンセイコーポレーション製モバイルルーター。同型製品はがシンセイから発売される予定だが、「BIC WiMAX」でも専用版が提供される。手元の機器と「URoad-7000」はWi-Fi(無線LAN、IEEE 802.11n/g/b)で接続し、「URoad-7000」からモバイルWiMAXでインターネットへアクセスする。最大5台のWi-Fi機器を同時接続でき、内蔵バッテリーで約3.5時間駆動する。

 大きさは約104×14.8×62mm、重さは約117g。ルーターとしては、WEP、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2-PSK(TKIP/AES)、SSIDステルス機能、MACアドレスフィルタリングといった機能が用意されている。パッケージにはACアダプターやUSB給電ケーブルなどが付属する。利用するには「BIC WiMAX SERVICE」の契約が必要で、月額4480円の「BIC定額」か、月額380円から利用できる段階定額制プラン「BIC定額Wダブル」のどちらかを契約する必要がある。既存ユーザーは、購入時に店頭での手続を経て利用できるという。

 



(関口 聖)

2010/6/7 17:29