アールストリーム、MVNOで法人向けAndroid端末投入


 アールストリームは、MVNO方式で音声・データ通信サービスを提供すると発表した。同社は今秋にもモバイルIP電話ソフトをプリセットしたAndorid端末を発売する。

 アールストリームでは、日本通信をMVNE(MVNO支援、および通信システム提供者)として、スマートフォン向けのモバイルIP電話サービスを展開する。アールストリームでは、SIMロックフリーでAndroid端末を発売予定。なお、当初は法人向けに販売し、第1号案件として秋を目途に大手企業のショッピングセンターへの導入が予定されているという。

 提供されるAndroid端末は、マルチタッチ対応の3.2インチディスプレイを搭載し、IP電話機能がプリセットされる。500万画素カメラを装備。通信方式はHSPA(W-CDMA)/GSM/GPRS/EDGEに対応し、GPSや電子コンパス、Bluetoothなどをサポートする。

 アールストリームでは、Android端末の製造メーカー、提供台数、用途などをいずれも公開しておらず、今後詳細が明らかにされる見込み。担当者によれば、現時点では法人向けでの事業展開を考えているという。

 このほか、日本通信では、スマートフォン向けモバイルIP電話サービスをMVNOパートナーに提供することになったと案内している。

 

(津田 啓夢)

2010/6/9 18:49