15日17時~、iPhone取扱各店舗で「iPhone 4」の予約開始


予約開始の17時で行列は270人に
先頭から順番に店内へ

 アップル製のスマートフォンの最新モデル「iPhone 4」の予約受付が始まった。

 15日17時、ソフトバンクショップ各店舗やソフトバンクのオンラインストア、アップルストアや家電量販などのiPhone取扱店舗で予約受付がスタートした。米Appleは北米時間の6月7日、「iPhone 4」を発表、6月24日に日本を含む5カ国で同時発売すると案内した。

 これを受けて、これまで国内でiPhoneシリーズを投入してきたソフトバンクは、6月24日より発売、15日から予約を受け付けるとしていた。14日、ソフトバンクは15日17時~から予約を開始すると発表し、同時に価格や料金プランなどを公表した。

 ソフトバンクでは、端末の価格を32GB版が5万7600円、16GB版が4万6080円とした。予約開始時点ではブラックモデルのみ提供され、ホワイトモデルの発売については順次提供するとしている。24日の発売日までにホワイトモデルの供給体制が整った場合に、予約者のカラー変更を受け付けるかどうかは未定という。

 ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販でも、予定通り15日17時から予約を開始すると案内している。量販店では予約時にiPhone 4の受け渡しについて案内するとしているが発売日当日に入手できるかは未定。

 また、都内の量販店では、予約希望で並ぶ顧客に対して、予約整理券を配布して対応している。複数の店舗において、整理券の残りが僅少であること、またすでに15日受付分の予約整理券の配布を終了し、16日以降の予約整理券を配布している店舗もある。

 15日17時、ソフトバンクモバイルの旗艦店舗であるソフトバンク表参道には、約270人(ソフトバンク調べ)の予約希望者が列をなした。21時の閉店までにぎりぎり対応できる人数という。多くの予約希望者は男性で、同社担当者は「ブラックモデルのみの予約というのが影響しているのかもしれない」などと話していた。なお、一番最初に並んだ男性は14日の夜から並んでいたという。

 平日夕方の表参道の混雑に行列が拍車をかけている印象で、通りががかった人々は、「芸能人が出てくるのでは?」「iPadじゃないの?」「犬?」などと口々に予想、観光客と思われる外国人男性がスタッフに何事か尋ねる姿もあった。

行列が4列になると通りもかなり混雑しはじめた10人ずつ店内に入っていく
予約が開始されると店内のポスターがiPhone 4のものになった店内の様子
店内の様子ソフトバンクショップ表参道の入り口には犬のオブジェがある

 



(津田 啓夢)

2010/6/15 18:07