KDDI、個人に最適化するAndroid利用の情報提供システム


 KDDIとKDDI研究所は、個人の状況や好みに合わせたコンテンツなどの情報を提供するシステム「次世代パーソナライズド情報提供システム」を開発したと発表した。

 今回開発された「次世代パーソナライズド情報提供システム」では、Android搭載のタッチパネル対応スマートフォンが利用されており、コンテンツの利用や外部機器の操作、外出先での情報収拾などが可能。加えて、時間や位置を考慮した「状況推定技術」と、推定された状況や視聴履歴に基づく「嗜好推定技術」が採用されており、利用シーンに即した情報が個人に最適化される形で提供されるという。

 例えば嗜好推定技術では、放送中や放送予定の番組をおすすめとして提示し、セットトップボックスに対して操作を行なえる。また、状況推定技術と嗜好推定技術を組み合わせることで、現在地周辺で利用シーンに適した飲食店などがおすすめ情報として提示される。

 同技術は、6月24日~26日に東京・池袋のサンシャインシティで開催される「ケーブルテレビショー2010」のKDDIブースで紹介される。

 

(太田 亮三)

2010/6/23 15:05