フィリピン版「iチャネル」、サービス開始


 NTTドコモは、フィリピンの通信事業者であるSmart Communications(スマート社)がiチャネル型の情報配信サービス「Hot Press」を7月5日より提供すると発表した。

 スマート社は、ドコモが2006年より資本提携するフィリピンの固定通信事業者、Philippine Long Distance Telephone Company(PLDT)の100%子会社である携帯電話会社。7月5日よりスタートする「Hot Press」は、フィリピンの地方ニュースや全国ニュース、スポーツ、エンターテイメントなどの情報を、更新ごとに待受画面上でテロップ表示する。また「Hot Press」対応ボタンを押すと、最新情報が一覧表示され、そこからさらに詳しい情報のページへアクセスできる。フィリピン国内全域で利用できる。利用料は1日あたり20ペソ(約38円)。7月5日から1カ月間は無料で、2カ月目~4カ月目は1日10ペソ(約19円)となる。

 ドコモが国内で展開する「iチャネル」に相当するサービスとなる。ドコモでは、PLDTおよびスマート社と推進する事業協力活動の成果の1つとしている。

 



(関口 聖)

2010/7/1 17:09