Webサイトを簡単に利用できる「らくらくホン7」7月23日発売


らくらくホン7 ゴールド

 NTTドコモは、Webサイトを簡単に閲覧できる機能を搭載し、デコメの作成にも対応した富士通製のFOMA端末「らくらくホン7」を7月23日に発売する。

 今回発売される「らくらくホン7」(F-09B)は、新たに「らくらくサイトボタン」を搭載し、押すだけで「らくらくiメニュー」にアクセスできる。旅やグルメなどの情報が利用料無料で提供されており、らくらくiメニュー内で新たに提供されるサイト「らくらくニッポン探訪」では、「老舗味めぐり」「寂聴の部屋」「WEBサライ」といったコンテンツも用意されている。

 「らくらくホン7」では、らくらくホンシリーズで初めてデコメールの作成が可能になった。絵文字やデコメールの素材を自動的に追加する「おまかせ絵文字」機能が用意され、作成が容易になっている。また、変換候補に絵文字も表示される。

 健康支援アプリとして「高橋尚子のウォーキングクリニック」が搭載され、ウォーキング時のフォームを診断可能。結果は点数で表示され、アドバイスは写真と文字で確認できる。

 iコンシェルやi Bodymoが利用でき、iコンシェルはコンテンツの文字表示が大きくなり、光ガイドで利用しやすくなっている。

 カメラは810万画素のCMOSカメラで、お任せ機能を充実させている。風景や人物などシーン自動認識機能が搭載され、QRコードの自動認識も可能。追跡フォーカス、手ブレ補正、高感度撮影モードなど最新のカメラ機能が搭載されるほか、カメラレンズへの指がかり自動検出・警告機能も容易されている。保存した写真は、卓上ホルダで充電中に背面ディスプレイにスライドショーとして表示させられる。また、富士通製のパソコン「らくらくパソコン3」に同梱される専用スタンドに設置すれば、自動的に画像をパソコンに取り込める「置くだけ転送機能」も利用できる。

 キッチンや雨での利用を想定し、IPX5/7/8の防水性能を実現しており、IP5Xの防塵性能にも対応する。

ダークシルバーピンク
レッド

 

 基本機能は、「しんせつ」「かんたん」「見やすい」「あんしん」の4項目で拡張されており、「しんせつ」として、相手の声を強調する「スーパーはっきりボイス3」や、「ゆっくりボイス」、雑音を抑える「スーパーダブルマイク」を継承。日本語入力はATOKを採用し、電子辞書として広辞苑(第六版)を利用できる。

 「かんたん」では新たにワンプッシュオープンボタンを搭載し端末を開けやすくなっている。使い方を調べられる「らくらく使い方検索」は音声入力もサポートされている。「見やすい」では、3インチ、WVGAの半透過オールラウンドカラー液晶が搭載され、濁点など見やすさにこだわったUDフォントが新たに採用されている。

 「あんしん」では、海外旅行にも対応するWORLD WINGで3G+GSMをサポート。文章作成中のアンドゥ機能として「1つ編集を戻す」機能が用意され、消してしまった文字を戻ることができる。プロゴルファー・江連忠監修の「TEGAスウィングゴルフレッスン for らくらくホン」や、歩数計に連動して花が成長していくコンテンツ「ウォーキングフラワー」を利用できる。

 主な対応サービスは、WORLD WING(3G+GSM)、ビデオクリップ(10MB iモーション)、着うた、GPS、地図アプリ、ケータイお探しサービス、iチャネル、エリアメール、おまかせロック、電話帳お預かりサービス、ソフトウェアアップデート(自動更新対応)、音声入力メール、i Bodymo、iコンシェル、デコメ絵文字、防水・防塵。

 メインディスプレイは約3インチ、480×800ドット、ワイドVGAの半透過TFT液晶で、サブディスプレイは約2インチ、240×320ドット、QVGAの半透過TFT液晶。カメラはメインが810万画素CMOS、インカメラが33万画素CMOS。外部メモリとして16GBまでのmicroSDHCカードをサポートする。

 連続待受時間は3Gで約590時間、GSMで約300時間。連続通話時間は3Gで約170分、GSMで約210分。連続テレビ電話時間は約110分。ボディカラーはゴールド、ダークシルバー、ピンク、レッド。

 

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(太田 亮三)

2010/7/21 11:11