ソフトバンク、一斉配信対応の法人向けデジタルフォトフレーム


 ソフトバンクモバイルは、法人専用サービス「法人フォト管理サービス」に対応したHuawei製通信機能対応デジタルフォトフレーム「PhotoVision HW002S」を8月3日より販売する。



 「法人フォト管理サービス」は、画像の一斉配信や遠隔制御が可能なデジタルフォトフレーム向けの法人専用サービス。PhotoVisionを管理する専用Webサイトから複数台に画像を配信したり、画像を遠隔制御で一括設定したりできる。電子POPのような利用を想定したもので、スーパーなどの小売店や金融機関などでの導入が見込まれる。例えば金融機関店頭のツールなどで活用できるとしている。

 複数台のフォトビジョンに1台あたり25枚までの画像を一斉配信できる。繰り返し操作することで25枚以上配信可能。遠隔操作で画像の表示/非表示、画像の削除が一斉に行える。遠隔からの電源ON/OFFには非対応。一度の操作は配信および操作できる端末は最大200台で、こちらも繰り返し操作すること200台以上にも対応する。

 サービス利用料は1回線あたり月額800円で、法人1回線から導入できる。このほかにPhotoVisionの料金プラン「フォトビジョンライトプラン」の月額利用料980円がかかる。なお、2年契約を条件とした「フォトビジョン半額割」を適用すれば、基本利用料は月額490円になる。この場合、更新月以外の解約は解除料として9800円かかる。端末価格はキャンペーン適用で1台当たり1万円強になる見込み。

 「PhotoVision HW002S」の大きさは約263×177×29mmで、重さは699g(スタンド除く)。約9インチ、480×800ドットの、約1670万色のTFT液晶を搭載する。表示対応画像形式はJPEG/GIF/BMP。内部メモリは約384MB、最大8GBのSDHCカードに対応する。ボディカラーはブラックとホワイト。端末背面には盗難防止用チェーンが取り付けられる。

 



(津田 啓夢)

2010/7/21 12:46