ドコモの「T-01A」、通話時の不具合を解消するアップデート


 NTTドコモは、東芝製スマートフォン「T-01A」に不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 今回のソフトウェア更新で解消される事象は、通話中に特定条件下で「T-01A」からの音声が途切れることがあるというもの。ソフトウェア更新にかかる時間は約10分~15分で、更新中、他の機能は利用できない。

 「T-01A」は当初、Windows Mobile 6.1で発売され、現在はWindows Mobile 6.5へバージョンアップすることもできる。今回の事象は両バージョンで発生するとのことで、Webサイト上でそれぞれの更新手順が紹介されている。なおWindows Mobile 6.1にWindows Mobile 6.5用のソフト更新ファイルを適用すると、不具合の解消だけではなく、OSのバージョンアップが行われる。

 ソフトウェア更新を実行すると、端末内に登録されたアドレス帳やカメラ画像、ダウンロードデータ、各種設定情報、アプリケーションなどのデータは全て削除される。ドコモでは更新前にバックアップを行うよう案内している。

 

(関口 聖)

2010/8/23 11:33