コロプラのキャンペーンにJR四国や名鉄などが参加


 コロプラは、位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」で実施しているキャンペーン「日本縦断!花いっぱい位置ゲーの旅」に参加する企業第2弾を発表した。JR四国や名鉄など13社が9月16日から加わる。

 「日本縦断!花いっぱい位置ゲーの旅」は、2011年6月30日まで実施されるキャンペーン。「コロニーな生活☆PLUS」で位置情報を登録するともらえる、キャンペーン用アイテム「花の種」を育てて、花を咲かせていくという内容。花の種は、参加企業の営業区域内のどこかの駅にまかれ、その場所で花を咲かせていくが、ユーザーは実際にその駅を訪れて、切符と一緒に入手できる「コロカ」を使用すると、ゲーム中の花を記録できる。

 今年7月20日にスタートした同キャンペーンには、第1弾企業として、JR北海道とJR九州が参加。これまでに21万人以上のユーザーが同キャンペーンに参加し、1カ月で約213万の花が咲いた。実際に1000人以上のユーザーが北海道と九州を訪れ、専用切符を使って、同キャンペーンによるゲーム中のイベントを進めているという。

 今回は津軽鉄道、弘南鉄道、十和田観光電鉄、秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、山形鉄道、阿武隈急行、会津鉄道、名古屋鉄道(名鉄)、JR四国/土佐くろしお鉄道、津軽海峡フェリー、宇和島運輸フェリーの13社が参加することになった。キャンペーン用の切符の価格は、各社によって異なる。たとえば名鉄の「コロプラ☆乗り放題きっぷ1DAY」は1日利用でき、価格は3000円。JR四国の「コロプラ☆JR四国&土佐くろ乗り放題きっぷ」は、有効期限が2日間であれば1万2000円、3日間であれば1万8000円となり、再訪問するリピーター用の切符は2日間9000円、3日間1万3000円となる。

 コロプラでは、第3弾企業として11月にも近畿、九州の公共交通機関が参加する見込みとしている。

 



(関口 聖)

2010/8/27 12:17