ドコモ、「ドコモマーケット」向けのiアプリ開発支援ツール公開


 NTTドコモは、iモードで個人クリエイターなどのアプリを配信できるようにする「ドコモマーケット(iモード)」に関連して、iアプリ開発ツールのβ版を公開した。同社のWebサイトから無料でダウンロードできる。

 今回公開されたiアプリ開発ツールは、EclipseのプラグインとしてGUIで開発を支援する「Applistudio」やライブラリなどで構成された、開発支援ツール。製作したアプリのチェックツールも用意されている。

 「ドコモマーケット(iモード)」は、スマートフォンで主流のコンテンツマーケットをiモードでも展開しようというもので、11月をめどに開始される予定。iモードの公式サイトを運営していないコンテンツプロバイダーや個人クリエイターが製作するアプリを、iモード上で配信できるようになる。

 配信するためのサーバーはドコモが用意し、アプリを登録する際には規定の審査を通過する必要がある。また、有料課金のアプリでは、一般的なiモードコンテンツと同様に、ドコモへの手数料が発生する。

「ドコモマーケット(iモード)」の概要

 



(太田 亮三)

2010/8/27 14:41