加賀ハイテック、Windows CE採用タブレット端末「Meopad」


 加賀ハイテックは、7インチのタッチパネル式ディスプレイを搭載したMID(モバイル・インターネット・デバイス)「Meopad(ミーオパッド)」(MEO-T740)を10月下旬より発売する。オープンプライスとなり、店頭価格は3万9800円程度になる見込み。

 Meopadは、7インチ、800×480ドットの静電容量式タッチパネルディスプレイを搭載したタブレット型端末。OSは、Windows CE 6.0 R3 日本語版で、これに専用のグラフィックユーザーインターフェイスが搭載される。

 CPUは、600MHzのNVIDIA製TEGRA APX 2600、内蔵メモリは512MBで、記憶メモリとして4GBのフラッシュメモリを搭載、最大32GBに対応したmicroSDHCカードスロットも用意されている。

 また、端末の傾きを検知する傾斜センサーを装備し、モノラルスピーカーや3.5mmステレオミニジャックなども搭載する。ビデオ出力用にMini HDポートなども利用可能。充電やデータ通信用にUSB2.0準拠のminiUSB端子もある。

 通信機能として、IEEE 802.11b/gの無線LANが使える。充電式のリチウムイオンバッテリーで駆動し、動画連続再生時は約4時間動作する。大きさは約204.0×111.3×14.6mmで、重さは445gとなる。

 ブラウジングやメールの送受信のほか、WordやExcel、PowerPoint、PDFのリーダーソフトや動画再生ソフトなどがプリセットされている。動画はWMV、AVI、MOV、MP4形式が、音楽はMP3、M4a(AAC)形式が再生できる。

 なお、Meopadの発売を記念して、2000セット限定でオプションのキーボードが無償で同梱される。オプション品としては、キーボードポーチ(6000円)、バッテリー充電キット(3000円)、カーママウントキット(6000円)などが用意されている。

 Meopadは、加賀電子グループの自社ブランド「TAXAN」の商品として、大手家電量販店やパソコンショップなどで販売される。加賀ハイテックでは、9月末までにMeopadの専用サイトをオープンし、アプリケーションやドライバーソフトの更新サービスを提供していく予定。


 

(津田 啓夢)

2010/9/17 13:04