日本通信、3G/Wi-Fi対応データ通信端末「Doccica hours150」


 日本通信は、公衆無線LANサービスとFOMA網が利用できるプリペイド型のUSBデータ通信端末「Doccica hours150(ドッチーカ・アワーズ150)」を9月24日より発売する。オープンプライスとなり、店頭価格は3万9900円程度になる見込み。

 「Doccica hours150」は、150時間分の3Gデータ通信と、NTTコミュニケーションズの公衆無線LANサービス「ホットスポット」が利用できるパッケージ製品。従来より発売している「b-mobile3G hours150」に公衆無線LANサービスを追加した形の製品となる。

 3Gデータ通信はFOMA網、公衆無線LANサービスは、ホットスポットのスタンダードエリアおよび、エクスプレスエリアとなる東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700系車内、17駅のコンコース待合室で利用できる。

 データ通信カードは、Windows 7/vista/XP SP2およびMac OS 10.4以降に対応する。公衆無線LANサービスを利用する場合は、無線LAN対応のパソコンや無線LANアダプターが必要で、3Gデータ通信の利用時間は30分以上残っている必要がある。3Gと無線LANは、ソフトウェア上で切り替られる。なお、Mac OSは公衆無線LANに非対応。

 日本通信では、ノートパソコンで3Gデータ通信を毎日30分程度使うユーザーや、1週間で1~2回(1回約1~2時間)程度利用するユーザーなどに最適としている。150時間分の3Gデータ通信を消費するか、初回接続から480日経過後は、更新ライセンスを購入して継続利用できる。

 



(津田 啓夢)

2010/9/21 13:45