ソフトバンク、X06HT/X06HTIIにAndroid 2.2提供開始


HTC Desire X06HTII

 ソフトバンクモバイルは、すでに案内していたように、Android端末「HTC Desire X06HT」「HTC Desire X06HTII」向けに、Android 2.2の提供を開始した。対象端末には自動的に更新の案内が表示されるほか、手動でチェックし更新を行うことも可能。アップデートの利用料は無料。ダウンロードするファイルの容量は約160MBで、3G通信環境でダウンロードした場合はパケット通信料が発生するため、パケット定額制への加入や無線LAN経由でのダウンロードが推奨されている。

 X06HT、X06HTIIは、いずれもOSにAndroid 2.1を搭載して販売されている。ソフトウェア更新で提供される最新のOS、Android 2.2では、アプリの実行速度の向上、ブラウザ実行速度の高速化、アプリの自動・一括更新、外部メモリカードへのアプリの保存、Bluetoothによるアドレス帳の交換といった機能が新たに提供される。

 また、Flash 10.1がサポートされ、「Ustream」「ニコニコ動画」などのFlash動画やFlashを利用したサイトを閲覧可能。加えて、JavaScriptの実行速度が向上しているほか、ファイルアップロードもサポートされる。アドレス帳の検索やソート機能では、よみがなに対応。動画撮影機能では720pのハイビジョンサイズでの録画が可能になる。

 ソフトバンクでは、Android 2.2の提供と同時に、S!メール(MMS)を利用できる専用アプリ「SoftBankメール」を提供する。Androidマーケットから無料でダウンロードできる。

 なお、Android 2.2はソフトウェア更新で提供され、両機種ともにプリインストールOSはAndroid 2.1で販売が継続される予定。


 



(太田 亮三)

2010/10/8 13:19