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Yahoo!ケータイ仕様変更、従来の携帯サイトに接続できない場合も


 ソフトバンクモバイルは、2011年2月1日に携帯サイトの暗号化通信に関する仕様を変更する。これに伴い、ユーザーがブックマークしているWebサイトにアクセスできなくなったり、ID/パスワードの自動ログインができなくなったりといった影響が出る場合がある。

 ソフトバンクでは、Webサイト開発の利便性向上を目的に、暗号化通信の仕様を変更する。現在のYahoo!ケータイ向けWebサイトは、暗号化通信の際にソフトバンク側のゲートウェイサーバーを通過して中継処理する仕様となっている。このため、「http://〜」にSSL暗号化機能を付与した「https://〜」のWebサイトでは、URLに「secure.softbank.ne.jp」が付与され、「https://secure.softbank.ne.jp/www.○△□.〜」という形に変換処理されている。Yahoo!ケータイで「https://〜」のWebサイトにアクセスする場合、「ここからのページは高度なセキュリティで保護されています。よろしいですか?」などと表示される。

 2011年2月の仕様変更では、暗号化通信の方式が中継サーバーを介さない方式に変更される。従来付与されていた「secure.softbank.ne.jp」が付かなくなるために、2月以降、ユーザー側のブックマークしているWebサイトに閲覧できなくなってしまう場合がある。ソフトバンクでは、ブックマークしたURLから「secure.softbank.ne.jp」を削除することでアクセスできるようになるとしている。

 また、Webサイト自体が仕様変更に対応していない場合、「このサイトは安全でない可能性があります。よろしいですか?」などとポップアップ表示される。この表示が出た場合はWebサイトの管理者に問い合わせるようアナウンスされている。

 さらに、事前にID/パスワードなどを入力して自動ログインしていたサイトでは、改めてIDとパスワードが必要になったり、ユーザーID通知設定を有効にしていても「ユーザーID通知設定をONにしてください」といった表示や、「認証エラーです」と表示されたりする。ID/パスワードを再度入力すれば利用できる場合もあるが、こうした事象が発生した場合もサイト管理者に問い合わせる必要がある。

 このほか、仕様変更に伴い、これまで絵文字が表示されていた部分が文字列になる場合もあるという。広報部によると、PDC端末向けの絵文字コードが該当し、現在は「secure.softbank.ne.jp」のサーバー側で変換処理して表示させているという。一般サイトで使われている場合があるという。

 ソフトバンクでは、Webサイトで仕様の変更を案内するほか、請求書の同封物や総合カタログなどでも周知を図っていく方針(郵送の請求書は有料)。旧システムとの併用期間などは設けられないため注意が必要だろう。なおソフトバンクでは、ブックマークしているサイトにアクセスできない場合、接続先を案内する方向で検討中という。

【訂正 10/15 17:50】
 記事初出時、「ブックマークしているサイトにアクセスできない場合も案内などは表示されない」と記載しましたが、その後、接続先を案内する方向で検討中であることがわかりましたので、記事を修正いたします。

 

(津田 啓夢)

2010/10/15 15:04