ドコモやNECなど、屋内外の通信規格標準化で実証実験


 NTTドコモ、NEC、積水ハウス、バンダイナムコゲームスは、ホームICTや電気自動車を支える通信規格の国際標準化を推進する一環として、検討中の通信規格を用いて実証実験を行う。期間は11月~2011年3月で、場所は横浜みなとみらい21地区。

 実験では、住宅/EVネットワークグループと、EVサポートネットワークグループに別れて通信規格の検討を行い、実証実験は共同で実施する。このうちNTTドコモは「フェムト一体型ホームICT」を用い、情報化された住宅内のさまざまなデータの無線による監視・制御や、携帯電話などとの連携を実施する。また、電気自動車(EV)の充電設備を設置する施設の、電力情報通信規格の策定と検証も行う。

 実験には4社のほか、アイホン、日産自動車などさまざまな企業も参加している。

 

(太田 亮三)

2010/10/20 19:08