KDDI、インフォニックスのMVNO事業譲り受けを完了


 KDDIは、インフォニックスと締結したMVNO事業の譲渡契約が、11月2日付けで完了したと発表した。通信サービスは従来通り提供されるほか、特典サービスは当面の間、従来の内容が継続される。

 インフォニックスでは、KDDIのネットワークを利用するMVNOとして「ECナビケータイ」「JALマイルフォン」「GIANTSケータイ」「Tigersケータイ」といったサービスを提供してきたが、資金調達が困難になり、9月29日に民事再生手続開始の申し立てを行っている。KDDIではこれを受けて、インフォニックスからMVNO事業を譲り受けユーザー向けサービスを継続する、MVNO事業の譲渡契約を締結していた。

 11月2日には「裁判所の許可等の前提条件が充たされたことを確認」したことなどから、事業譲渡を完了。KDDIはユーザー向けに「ECナビケータイ」「JALマイルフォン」「GIANTSケータイ」「Tigersケータイ」のサービスを従来通り提供する。

 元のMVNO事業の特徴となっていた各種の特典サービスについては、当面の間、継続される見込み。一方、KDDIは特典の提供に関連する各社と今後交渉を行う予定で、「ユーザーに満足していただける形で継続したい」(KDDI広報部)としているが、各社との交渉の結果次第では特典の変更や終了といった可能性もあるという。

 



(太田 亮三)

2010/11/2 18:03