Huawei製デジタルフォートフレーム「PhotoVision 003HW」


 「PhotoVision 003HW」は、「PhotoVision HW001S」のマイナーチェンジモデルとなるデジタルフォトフレーム。2011年1月にも発売される予定。

 「PhotoVision 003HW」は、7インチディスプレイを搭載したHuawei製デジタルフォトフレーム。「HW001S」は通信速度が最大384kbpsだったのに対し、新たにHSDPA(最大3.6Mbps)に対応した。また、内蔵メモリの容量が4倍に増加(384MB→1536MB)し、1枚250KBの画像データの場合約6000枚を保存できるようになった。

 本体の縦置き/横置きを判別して写真の縦横とサイズを自動的に判別する機能や、自動フォルダ分け機能などが追加された。額縁部分の操作キー群には回転キーが追加され、メニューの深い階層に入らなくても手動での表示方向の変更が可能となった。また、シニア層のユーザーが多いことから、操作キーにタッチしたときは画面上に操作ガイドが表示されるようにした(非表示設定も可能)。

 また、現行の法人向け機種「PhotoVision HW002S」向けには、キー操作ロック機能や遠隔操作機能が利用できる「法人フォト管理サービス」が提供されているが、003HWも同様の法人向け展開を実施する。なお、コンシューマー向けに販売されるモデルでは法人フォト管理サービス用の操作メニューは表示されない。

 ディスプレイは従来モデルと同じ7インチのワイドVGA(800×480)サイズのTFT液晶を搭載し、デザインも従来のものを継承している。写真と時計やカレンダーを並べて表示する「クロックモード」や「カレンダーモード」などの表示モードが選択可能で、大きさは約213×152×32mm、重量は約480g。外部メモリー用にSDカードスロットを装備している(推奨容量は最大2GB)。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。$$clear

センサーで本体の縦置き/横置きを判別し、写真の向きを自動的に合わせる
操作キーにタッチするとキーの役割の説明が画面に表示される(設定でオフも可能)。一番上の回転キーは003HWで新たに追加されたもの上段の端末で表示されているのが「クロックモード」。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。ソフトバンクモバイルとHuaweiによれば、これまで7インチモデルではホワイト、9インチモデルではブラックのほうが人気という

 



(津田 啓夢/日高 彰)

2010/11/4 13:47