スマートフォン向けオプション「スマートフォン基本パック」


 ソフトバンクモバイルは、スマートフォン向けのサービスパッケージ「スマートフォン基本パック」および、法人向けの「スマートフォン法人基本パック」を発表した。12月10日より提供が開始される。

 「スマートフォン基本パック」および「スマートフォン法人基本パック」は、スマートフォン向けのセキュリティ機能や留守番電話サービスなどのオプションサービスをワンパッケージにしたもの。利用料は月額498円。個別に契約すると1365円になるという。なお、2011年3月31日までは無料で提供される。

 「スマートフォン基本パック」と「スマートフォン法人基本パック」で共通して提供されるサービスは、セキュリティ機能「スマートセキュリティ powerd by McAfee」、「一定額ストップサービス」、「紛失ケータイ捜索サービス」「位置ナビ」「留守番電話プラス」「割込通話」「グループ通話」。法人向けには、これに加えて「一斉メッセージ配信」「スマートフォン安心遠隔ロック」などが用意される。

 「スマートセキュリティ powerd by McAfee」は、マカフィーのセキュリティ機能を搭載したAndroidアプリ。常駐型のアプリで、メモリカード挿入時、MMS/SMSの送受信時、アプリや圧縮ファイルなどを監視する。手動スキャンも可能で、パターンファイルの更新頻度なども設定できる。

 担当者によると、Android向けのウィルスは今夏初めて発見された。動画プレーヤーに偽装したアプリ型のウィルスで、ダウンロードするとSMSなどを利用して個人情報データ送信するものだったという。アプリ単体での提供も予定しており、検討中ながら利用料は月額300円程度になると見られる。

 「一定額ストップサービス」は、設定した額に達すると通知メールを送った上で、通話やパケット通信などの送信を一旦停止するというもの。10月29日に発表されたもので、12月1日より提供が開始される。単体利用の場合は月額105円かかる。

 このほか、「紛失ケータイ捜索サービス」「位置ナビ」「留守番電話プラス」「割込通話」「グループ通話」などは、携帯電話向けに提供されている「基本オプションパック」と同様のものとなる。


 



(津田 啓夢)

2010/11/4 18:30