大型サブディスプレイ搭載のコンパクト防水ケータイ「SH-02C」


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 「SH-02C」はシャープ製のFOMA端末。STYLEシリーズで、11月~12月に発売される見込み。

 薄さ15mm、重さ120gの比較的コンパクトな折りたたみデザインながら、防水防塵仕様となっている。防水はIPX5/IPX7、防塵はIP5Xに対応。STYLEシリーズだが、GPSを搭載するなど比較的ハイスペックなのも特徴。ブランドコラボレーションモデルではないが、ブラックもしくはホワイトを基調とし、側面などのフレームのカラーがポイントとなるデザインで、デザインに個性を求めるユーザーもターゲットとしている。

 背面のサブディスプレイには、比較的大きな1.4インチのカラー有機ELディスプレイを搭載しており、時計などの通常のサブディスプレイとしての用途以外にも、カメラのファインダーとしても利用できる。このサブディスプレイのほかにも、背面には1列に並んだイルミネーションLEDを搭載していて、それらのLEDを使い、本体を左右に振ることでメッセージを中空に描く「ナイトスイングトーク」機能も搭載している。

 カメラは960万画素のCCDを搭載。ソフトウェア面ではPRIMEシリーズのAQUOS SHOT「SH-01C」とほぼ共通で、犬や猫にも対応した被写体検出オートフォーカス、写ることの多い顔を識別して登録を促す「自動顔登録」、連続撮影からオススメの1枚を自動で選び出す「オススメフォト」、魚眼レンズ風やミニチュア風などの「エフェクトカメラ」、斜めから撮ったホワイトボードの画像を修正する「ショットメモ」などの新機能を搭載している。また、1280×720ドットのHD動画撮影にも対応する。カメラ読み取り機能としては、撮影するだけで漢字や英単語を調べてくれる「ラクラク瞬漢/瞬英ルーペ」などの機能も搭載している。

 メール機能としては、テキストメールをデコメに自動変換する「かんたんデコメ」に対応。変換パターンはシャープのサイト「SH-MODE」から追加ダウンロードもできる。カメラからデコメ絵文字やデコメピクチャを作れる「ショットデコ」機能も搭載している。

 12月に発売予定のQ-pot.とのコラボレーションモデル「SH-04C」のベースとなるモデルで、デザインとプリインストールコンテンツが異なる以外は、機能面ではほぼ共通となる。ただしSH-04Cには背面のイルミネーションLEDが搭載されていない。

 GPSや3G+GSMの海外ローミング、おサイフケータイ、iコンシェルのスケジューラ連動、iBodymoに対応し、ドコモの最新仕様である自動キーロックや音声クイック起動といった機能にも対応している。Bluetoothは搭載しない。

 本体の大きさは110×50×15(最厚部16)mmで重さは118g。連続待受時間は約520時間、連続通話時間は約220分(いずれも3G利用時)。約3.2インチのフルワイドVGA(480×854ドット)のNewモバイルASV液晶を搭載。カラーバリエーションはgreen、pink、blueの3色。


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(白根 雅彦)

2010/11/8 13:20