現地でしか入手できないコンテンツを配信、iPhone向け「Air号外」


 博報堂DYスポーツマーケティング、博報堂DYメディアパートナーズは、時間・場所限定コンテンツを利用できるiPhoneアプリ「Air号外」を開発した。

 「Air号外」は、iPhoneのGPS機能を利用し、配信場所や時間を限定したコンテンツを受信できるiPhoneアプリ。スポーツの試合スケジュールやイベント案内、店舗のクーポンなど、通信経由ながら配布の日時や場所をコントロールしたいコンテンツでの利用が想定されている。

 ユーザーが利用する際には、アプリを起動し、GPS機能で配信場所を確認し、現地を訪れてカメラを起動し周辺にある“浮遊しているコンテンツ”を探す。見つけたコンテンツは、画面にタッチすることで取得できる。AR(拡張現実)も取り入れたアプリとなっており、第1弾として、10月28日、スポーツニッポン発行の「プロ野球ドラフト会議」号外を東京都内6箇所で配布した。

 アプリ自体は、AppStoreで無料配布されている。iPhone 3G/3GS(OS3.1以上)、iPhone 4対応で、その他のスマートフォンにも今後対応する。

 

(関口 聖)

2010/11/9 15:16