日本通信、関西でもSIMカード製品の販売へ


 日本通信は、関西エリアで店舗展開するeiYAAA(エイヤー)、およびプロ.ガアドの2社と、それぞれ代理店契約を締結した。

 日本通信では、どの携帯電話会社でも利用できる、いわゆる“SIMロックフリー”の携帯電話/スマートフォン向けに、SIMカードの形で回線契約を提供する製品を提供している。7月に、スマートフォン向け音声サービス付き定額通信サービス「talkingSIM」を、8月にはSIMロックフリー版のiPhone 4(主に海外で流通)向けの「talking b-microSIMプラチナサービス」を提供開始。当初はオンラインでのみ取り扱っていたが、SIMロックフリー端末と同社SIM製品を同時に店舗で購入できるよう、販路の拡大に取り組んでいる。

 これまで、首都圏で併売ショップを展開する企業と代理店契約を締結してきたが、今回は、関西エリアで店舗展開するeiYAAA、プロ.ガアドが代理店に加わることになった。eiYAAAは大阪市港区に本社を構え、既にWebサイト上で、海外版iPhone 4と日本通信のSIM製品を組み合わせたセット商品を販売している。一方、プロ.ガアドは神戸市須磨区で携帯ショップを運営している。

 



(関口 聖)

2010/11/12 12:20