タオソフト、Androidアプリ自動生成サービスを正式運用


 タオソフトウェアは、Androidアプリ自動生成サービス「ドロクリ」の正式運用を開始した。

 「ドロクリ」は、ユーザーが持つコンテンツと、あらかじめ用意されたフレームワークを組み合わせ、Androidアプリを自動生成するサービス。プログラムの知識がなくとも、アプリ開発できる。フレームワーク(テンプレート)として「アナログ時計ウィジェット」「動画アプリ」「フォトアルバムアプリ」などが用意されており、たとえば子供やペットの写真や動画をアップロードしてテンプレートと組み合わせれば、オリジナルアプリを作成できる。

 同サービスは5月よりテスト運営されてきたが、11月19日をもって正式運用が開始された。アカウントなしでもアプリは作成できる。無料で作成すると、Androidマーケットにはアップロードできず、ファイル名(アプリケーションパッケージ名)が固定されることから同サービスを使ったアプリは複数インストールできない。有料サービスは、テンプレートごとに価格が設定されており、たとえばアナログ時計ウィジェットは1本1500円、動画アプリは1本1000円となる。PayPalで決済でき、アプリのパッケージ名や証明書を設定すると、Androidマーケットで販売できるアプリとなる。

 

(関口 聖)

2010/11/19 15:01