フジタクシーら4社、スマートフォン利用の配車システムを実験


 フジタクシーグループ、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイルの4社は、タクシー無線の代わりにスマートフォンを利用する実証実験を開始したと発表した。

 今回の実験は、タクシー無線で行われている配車などの運行支援、業務管理などをスマートフォンに一本化するというもの。Windows Phone搭載のX02Tを用いて実験が行われ、GPS機能を利用した配車管理の業務が45台の車両で開始されている。2011年春以降を目処に全車両への導入を検討している。

 また、将来的には料金決済や防犯対策などもスマートフォンとそのネットワークを利用して構築する予定で、個別に必要だったコストを大幅に削減するとともに、タイムリーなユーザー向けサービスも実現できるとしている。

 

(太田 亮三)

2010/11/26 18:43