ウィルコム、「HONEY BEE 4」を12月3日発売


 ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、京セラ製のPHS端末「HONEY BEE 4」(WX350K)を12月3日に発売する。「W-VALUE SELECT」での一括価格は3万720円で、W-VALUE割引後の実質負担額は7200円。

「HONEY BEE 4」

 

 「HONEY BEE 4」は、若年層をメインターゲットにしたストレート型のPHS端末。端末のデザインはフルーツの切り口をイメージしたもので、ラズベリーピンク、ピーチピンク、オレンジ、シトラス、ホワイト、ブラックの6種類のボディカラーがラインナップされる。HONEY BEEシリーズに共通するハチのキャラクターは今回も搭載されている。

 ディスプレイは約2インチ、240×320ドットのカラー液晶を搭載。決定キーはゼリーのような触り心地にこだわったというもので独特の押下感がある。「HONEY BEE 3」からの焼き直しモデルではなく、端末のプラットフォームが変更され、CPUやメモリも倍増したモデルとなる。

 メールの送受信BOXの容量が100MBに拡大され、受信3000通、送信1000通のメールが保存できるようになった。メール受信内容から感情を読み取り、待受画面上でハチのキャラクターが表情でそれを伝える「エモーションメッセージ」機能などが用意される。

 HONEY BEE 3と同様、背面側とディスプレイ側に31万画素カメラを搭載したツインカメラ仕様となり、新たに動画撮影もサポートされる。撮影した動画(3GPP形式)はメールなどにも添付できる。メールは最大1MBまで添付できる。

 データフォルダ容量は70MBで、このほかにPCフォルダとして18MBが用意される。パソコンとUSB接続することで、18MBのスペースにさまざまなデータが置ける。MP3形式の音楽データを保存すれば、端末側で着信音に設定できる。MP3の音楽データはWebサイトから直接ダウンロードすることはできない。USBケーブルは別売となる。

 また、京セラ製au端末ではお馴染みの機能となるが、待受画面から文字入力できる「すぐ文字」機能も搭載。入力した文字はメール作成やYahoo!の検索、mixiの日記更新、Twitterへの投稿、電話番号発信などに活用できる。

 さらに「HONEY BEE 4」ではFlash Liteに対応する。ハチのキャラクターが登場する「ぷちっとニュース」ガジェットがプリセットされており、芸能ニュースなどがチェックできる。ブラウザはNetFrontを採用する

 連続待受時間は約700時間、連続通話時間は約540分(9時間)。大きさは約42×10.8×121mmで、重さは約73g。



 



(津田 啓夢)

2010/12/1 12:28