ドコモの5機種でソフト更新、セキュリティスキャン最新データも


 NTTドコモは、N-05B、P-06B、N-04B、N-07B、N-08Bの5機種に不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 同社が公開した情報によれば、N-05B、N-04B、N-07B、N-08Bの4機種では、「2in1モードにおいて、メールの振り分けが正しく行われないことがある」という事象が確認されているほか、N-08Bにはさらにデコメ絵文字が保存できないことがあるという事象も存在する。また、P-06Bの事象は「カメラ起動中、撮影モードの選択で、ピクチャアルバムが起動することがある」となっている。

 いずれも自動更新機能が用意されており、初期設定では午前3時になると、自動的に更新が行われる。更新中、他の機能は利用できない。所要時間は機種によって異なり、N-05B、N-04Bは約4分、P-06Bは約1分、N-07Bは約5分、N-08Bは約4分30秒となっている。

9機種でセキュリティスキャンのパターンデータ更新

 同社では2日、計9機種におけるセキュリティスキャン機能の最新パターンデータを公開した。

 対象となる機種と最新パターンデータのバージョンは、F1100(バージョン1.7)、HT1100(バージョン1.6)、HT-01A(バージョン1.6)、HT-02A(バージョン1.6)、M1000(バージョン4.31)、SC-01B(バージョン2.9)、T-01A(バージョン1.6)、dynapocket T-01B(バージョン1.3)、F-05B(バージョン1.4)となる。

 いずれの機種でも、ドコモのWebサイトにおいて更新手順が公開されている。ほぼ全ての機種で自動/手動でパターンデータの更新が可能なっているが、M1000は更新・スキャンともに手動で行うことになる。

 

(関口 聖)

2010/12/2 12:22