ウィルコムからWCPへの事業分割、21日付けで完了


 Wireless City Planning(WCP)とウィルコムは、事前に案内していた通り、ウィルコムの会社分割・減増資などを更生計画通りに行ったと発表した。

 Wireless City Planningは、ソフトバンクやアドバンテッジパートナーズ(AP)のファンドなどが出資する新会社。ウィルコムの更生計画を進める上で、XGP事業や基地局設置箇所などを受け継ぐ予定となっていたが、21日付けで、予定通り手続きが行われた。

 ウィルコムでは、更生計画に従い、発行済み株式全てを無償取得・消却し、APのファンドが出資するAPW投資事業有限責任組合に対し、普通株式30万株を3億円で発行した。その株式は、同日、ソフトバンクに譲渡されている。

 



(関口 聖)

2010/12/21 18:00