ソフトバンク、プリペイド携帯のコンビニ販売を終了


 ソフトバンクモバイルは、コンビニエンスストアでのプリペイド携帯電話「プリモバイル」の販売について、現在の新規契約による販売方法を2月末で終了する。

 コンビニでの本人確認書類の偽造や他人へのなりすましによる不正な新規契約で、プリモバイルが振り込め詐欺に利用された。また、プリモバイルの契約時にはユーザーが本人確認書類や申込用紙などをFAX送信する必要があり、この送信時に偽造するケースもあるという。

 ソフトバンクでは、悪用の恐れがあるため、コンビニでの現行の販売方式によるプリモバイル販売(新規契約)を2月末で終了。ソフトバンクショップや携帯電話販売店のみで契約を受け付ける。

 ソフトバンクでは、今後のコンビニでの販売について検討中としており、例えば、端末とSIMカードのみをコンビニで販売し、契約自体はソフトバンクショップなどで行うといった方法を考えているという。

 

(津田 啓夢)

2011/1/13 17:55