ソフトバンク、「ULTRA SPEED」向け料金プラン発表


 ソフトバンクモバイルは、DC-HSDPAおよびHSPA+方式により下り最大42Mbpsを実現した法人用高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」向けに、二段階定額制料金プラン「法人データ通信プラン(ULTRA SPEED)」と、定額制の「法人データ通信プランフラット(ULTRA SPEED)」を提供する。USBスティック型のデータ通信端末「004Z」の発売に合わせて、2月下旬以降にスタートする。

 「法人データ通信プラン(ULTRA SPEED)」は、パケット通信量に応じて通信料金が変動する段階制の定額料金プラン。パケット単価は1パケットあたり0.0315円。2年契約の場合、約19MB(約15万6000パケット)が月額1000円で、以降通信料金は従量となり、約23MBを上限に月額5980円の定額となる。2年契約しない場合は月額1000円~7770円。

 なお、サービス開始から2012年6月30日まではキャンペーン価格が適用され、2年契約のユーザーは月額1000円~月額4935円となる。

 「法人データ通信プランフラット(ULTRA SPEED)」は2年契を条件に、月額5580円で利用できる定額通信プランとなる。2年契約を適用しない場合、月額利用料は7560円となる。

 2年契約の場合、いずれの料金プランも中途解約すると、契約解除料9975円がかかる。定額対象となるのは、今回発表された2つの料金専用のアクセスポイントに接続された国内データ通信のみ。また、通信量や夜間帯などトラフィックの多い時間帯に応じて通信帯域の制御も実施される。

 「ULTRA SPEED」は、理論値として下り最大42Mbpsを実現するデータ通信サービス。通信エリアについてソフトバンクでは、サービス開始当初の人口カバー率を約12%、6月には約60%にするとしている。同社のWebサイトには、「政令指定都市、県庁所在地を中心に全国へサービス対応エリアの拡大を予定」と記載されている。

 



(津田 啓夢)

2011/1/26 15:55