ソニー・エリクソンの新CM発表会、北川景子がS006の魅力を語る


 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、KDDIから提供されているCDMA 1X WIN端末「Cyber-shotケータイ S006」の新テレビCMの発表会を開催した。端末の概要が説明されたほか、CMに出演する北川景子が登場し、S006の魅力を語った。


「究極のフィーチャーフォン」

 最初に登壇したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長の仲井一雄氏は、1620万画素というカメラ性能などを紹介し、「最新技術を惜しみなく投入した究極のフィーチャーフォンといえる自信作」と述べた。

 同社 常務取締役の高垣浩一氏は、「Cyber-shotケータイの第4世代目として、究極の進化を遂げている。1620万画素のカメラは携帯電話では世界初、世界最高。裏面照射型センサーで高感度撮影も可能。連写モードは秒速12コマ」などとハイスペックなカメラ機能をアピール。

 同氏はまた、タッチパネルで操作やデコレーションを行える機能や、Snapdragon搭載による処理速度の向上、GSM対応のグローバルパスポート、防水、無線LAN、POBox PRO 5.0Eといった特徴を紹介。キャンペーン展開では無料の冊子「R25」の特別版として、写真家の蜷川実花がS006で北川景子を撮影した写真が掲載される特別号「R25 Extra Photo Edition」が発行されることも明らかにされた。高垣氏は、「自信をもって投入する究極のフィーチャーフォン」と語り、充実した内容の端末に意気込みを見せた。

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長の仲井一雄氏ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 常務取締役の高垣浩一氏

 

 発表会では、S006のテレビCMに楽曲を書きおろしで提供したナオト・インティライミが登場、CM楽曲をライブで披露した。ナオト・インティライミは、「監督から北川景子さんのアップの写真を渡され、これを見て感じたことを曲にしてと依頼された。別れの季節とCyber-shotケータイをかけ合わせ、今この瞬間を写真で残せたら、という思いを込めた」と楽曲制作の様子を語った。

CMに楽曲を提供したナオト・インティライミはライブで楽曲を披露

 

「携帯とは思えないクオリティの写真が撮れた」

北川景子

 トークショーでは、北川景子のほか、特別なディスプレイに等身大の北川景子が登場。ディスプレイ側ではCMで使用した衣装なども披露された。

 CMの撮影では、海岸のシーンが1月某日の早朝に撮影されたとのことで、表情のほか、携帯電話を操作する指先も寒さでかじかんで苦労したという。また、北川景子のさまざまな表情が登場するシーンでは、監督と話し合い、「好きな人や恋人に写真を撮ってもらっている時のような表情」をイメージしたとのこと。「撮影している時は、恥ずかしいなと思っていたが、完成したものを見て、曲も合わさって、かっこいいいものに仕上がっていて嬉しく思っている」と満足の様子。また、前述のナオト・インティライミは北川景子の写真を見ながら作曲したことを明かしていたが、北川景子はナオトの曲を聞きながら撮影の表情をイメージしていったという。

 S006の性能については、「撮影の時期を通して触らせてもらったが、携帯とは思えないクオリティの写真が撮れて、これはすごいと思った」とカメラの性能に驚いた様子。また、自宅をイメージした映像の収録では、生まれたての子犬2匹と共演。「とても癒されて、普段の私に近い表情で撮れたのでは。猫を飼っているが、小さな動物だとついつい素の部分が出てしまう」と語った。

 ステージでは、撮影の合間に北川景子がS006を使って撮影した写真も披露。「子犬は非常に可愛くて、連れて帰りたいななんて思ってしまったが、それはできないので写真におさめた。S006なら、今、という最高の瞬間をおさえられる」と、CM楽曲のテーマに連なるエピソードや端末の魅力も明かした。

 さまざまな撮影効果を付加できる「マジカルショット」機能では、「シンプルな操作で、スタジオでプロのカメラマンに撮影してもらったような写真が撮れる。ぜひ女性のかたに使ってもらいたい」とアピール。最後に、S006に注目しているユーザーに対して、「Cyber-shotだから簡単にクオリティの高い写真が撮れる。たくさんの写真を撮って、楽しい思い出を残してもらえたら」とメッセージを送った。

 

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プレゼンテーション

 



(太田 亮三)

2011/2/3 16:53