mixi、ソフトバンクのAndroid端末にソーシャルフォンサービス


 ミクシィは、ソフトバンクのAndroid端末向けに、スマートフォンとSNS「mixi」との連携を強めたAndroidアプリ「mixi」を公開した。利用料は無料、Androidマーケットからダウンロードできる。同社では、スマートフォンを使ってmixiをより便利に活用できる取り組みを「ソーシャルフォン」サービスと呼んでいる。

 ミクシィでは、昨年12月よりAndroid向けに「mixi」アプリを提供しており、今回、「ソーシャルフォン」サービスとして、シャープ製端末「GALAPAGOS 005SH」に「mixi」アプリがプリセットされる。Androidマーケットでは、Android 2.2以降のソフトバンク端末向けに同様のアプリが公開される。

 「ソーシャルフォン」サービスでは、mixiボイスやmixiの日記への投稿のほか、友人・知人を示す“マイミク”の投稿なども一元的に確認できる。さらに、スマートフォンに登録している電話帳と、mixiの“マイミク”のデータを自動的に同期させ、「mixi」のアプリ上から電話やメッセージ弧送信が可能になる。友人がアップロードした写真を自動的にAndroidのライブ壁紙に設定できる。

 このほか、4月以降、mixiの位置登録サービス「mixiチェックイン」と連動し、マイミクらが位置登録した場所を地図上で確認できるようになる。6月頃までに、FeliCaを搭載したスマートフォン同士で、端末を触れると友達申請できる仕組みも用意される予定。ミクシィではこれまでに、Android 2.3でサポートされたNFCを利用した「mixiチェック」「mixiチェックイン」などへの対応も明らかにしている。

 なお、「ソーシャルフォン」サービスは、6月末までソフトバンクのAndroid端末向けに先行提供される。ミクシィでは、6月末以降、他キャリア展開を進めていく方針だ。


 



(津田 啓夢)

2011/2/25 16:22