ソフトバンク、コンテンツ利用料をまとめて支払えるサービス


My SoftBank認証の画面

 ソフトバンクモバイルは、スマートフォンやパソコンなどで利用できるデジタルコンテンツの料金を、毎月の携帯電話利用代金と合算して支払えるサービスを3月1日より提供する。

 今回提供されるサービスは、スマートフォンやパソコンなどから利用できる各種コンテンツの利用料を、ソフトバンクモバイルの携帯電話利用料と合算して支払えるサービス。ソフトバンクでは「Androidマーケットでは配信しないコンテンツなどでも利用でき、オープンなコンテンツへ対応する課金システム」と位置付けており、ソフトバンクのスマートフォン(Xシリーズ除く)、iPhone、iPad(Wi-Fiモデル除く)、パソコンなどのブラウザから利用できる。

 利用できるのは、携帯電話の月額利用料をクレジットカードか口座振替で支払っているユーザー。さらに、3月1日から導入されるOpenID 2.0対応の「My SoftBank認証」を事前に行っている必要があり、認証後、Cookieで保持された情報を元に、サイト側の決済方法で、本サービスを選択できるようになる。

 利用限度額は、加入日から3カ月以内のユーザーは月額3000円以内、3カ月以上であれば月額1万円となり、「My SoftBank」において、1円単位(最大1万円)で設定することもできる。また、購入時の手続きとして暗証番号を必須とするかどうかも「My SoftBank」で選択できる。

 当初の対応コンテンツは、動画配信サービスの「QTVビデオ」、スマートフォン向けHDゲームの「ゲームロフト」、Android向け楽曲配信サービス「mora touch」、メニューやテーマのカスタマイズ素材を提供する「きせかえ touch」、オンラインRPGの「ラグナロクオンラインMobile Story」、楽曲アプリ「レコチョクアプリ」、ソーシャルアプリ「FilMeee」、デコレメール素材配信の「デコストア」となっており、今後順次拡大する予定。

 



(関口 聖)

2011/2/28 17:05