「Xperia arc」先行展示イベント、アクセサリーやアプリを披露


Xperia arc
銀座ソニービル

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、3月1日から「Xperia arc」の先行展示イベントを実施する。28日には、報道関係者向けに展示内容が紹介された。

 「Xperia arc SO-01C」は、NTTドコモから発表されたAndroid 2.3搭載スマートフォン。3月1日からは、東京・銀座のソニービル、名古屋のソニーストア名古屋、大阪のソニーストア大阪において先行展示イベントが開催され、いち早く実機に触れられる。東京には約60台、名古屋には12台、大阪には6台の実機が展示される。また、東京のみの展示として、アクセサリー類、アプリの紹介コーナーも設けられる。

 展示アクセサリーとしては、3.5mm径のイヤホンジャックを備える筒型スピーカー、自動車のダッシュボードに吸盤で固定するスタンド、非接触ICカード1枚を収納できるケースなどが用意される。日本未発売のものも展示されているが、たとえば筒型スピーカーは日本での発売に向けて検討が進められているとのこと。

 アプリ紹介コーナーでは、ソニーグループによるXperia/Xperia arc向けアプリが用意されている。グーグルのオンラインアルバムサービス「Picasa」や端末内の写真をもとに、サーバー上でスライドショー動画を作成できるアプリ「Photo Movie Creater(仮称)」は、作成した動画をSNSへ投稿できる。対応SNSは、グローバル展開を検討していることもあり、当初はFacebookとなるが、その後mixiなどへも投稿できるようになる予定とのことスライドショーらしく、BGMや写真切り替え効果が付いた動画を作成できるが、BGMや効果は、「旅行」「結婚式」などのテーマが用意され、適したテーマを選ぶと、自動的にBGM、効果が付与される。

 iPhone版なども提供されている写真アプリ「ちょこフォトfor Life-X」には、Xperia限定版が提供される予定で、Xperia限定版では自分や友人の最新の写真を反映するウィジェットが新たに搭載される。

 このほか、ソニーのBlu-rayレコーダー対応アプリは、アプリ上でキーワードなどを入力して番組を検索し、レコーダーに対して録画予約操作ができる。入力する文章が「金曜日の●●チャンネルのニュース番組」と、自然な文章であっても、Googleの音声認識でテキストに変換し、そのテキストを解釈できるソニー独自のエンジンを用いて番組を探し出せる。このデータの受け渡しは、インターネット経由になるとのこと。また、ソニーのテレビ「BRAVIA」と連携できるアプリでは、Wi-FiとDLNAを活用し、Xperiaがテレビのリモコンになる。こちらもテキストを入力してBRAVIAでYouTube上の動画などを楽しめる。

外付けスピーカーイヤホンジャックを引き出して使う
上部にソニー・エリクソンのマーク日本未発売のステレオヘッドセット
日本未発売のBluetooth対応腕時計「MBW-100」プリンストン製のXperia arc用カード入れ付きケース
Photo Movie Creater(仮称)位置情報アプリ「x-Rader」も
「ちょこフォトfor Life-X」のXperia限定版には最新写真を表示するウィジェットXperiaをBRAVIAのリモコンにできるアプリ
BDレコーダーと連携できるアプリ

 



(関口 聖)

2011/2/28 21:12