TCA、災害用伝言板サービスなどを改めて案内


 電気通信事業者協会(TCA)は、国内の通信事業者との連名でニュースリリースを公表し、被災者の安否確認に利用できる災害用伝言ダイヤル、災害用伝言板サービスなどを改めて案内している。

 通信事業者からはそれぞれ安否確認のためのサービスが提供されているが、通信事業者をたばねる団体であるTCAから改めて案内された格好。

 携帯電話・PHSを利用するものでは、パケット通信を利用する携帯・PHS版の「災害用伝言板サービス」が各キャリアから携帯・PHS向けサイトで提供されている。2010年3月からは全社一括検索機能が提供されており、利用キャリアに関係なく登録情報を検索できるようになっている。

 音声通話を利用したサービスでは、NTT東西から「災害用伝言ダイヤル(171)」が提供されており、171をダイヤルすることで、伝言を録音したり、録音された伝言を確認したりできる。「災害用ブロードバンド伝言板(web171)」は、専用のWebサイトで伝言を登録・確認できるサービスとなっている。

 



(太田 亮三)

2011/3/15 12:22