ドコモ、東北などでエリア訪問調査受付を一時停止


 NTTドコモは、東北地方太平洋沖地震の発生を受けて、ユーザーの自宅の電波状況を調査するエリア訪問の受付を、一部地域において一時停止する。

 エリア訪問調査は、FOMAのサービスエリアを改善する目的で実施されているもの。自宅などで携帯電話が使えない、あるいは繋がりにくいユーザーから調査希望が寄せられると、担当者が日程調整の上で訪問して調査を行い、小型中継局(FOMAレピータ)や室内用補助アンテナを提案する。

 今回ドコモでは、地震発生の影響で、東北(青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島)、関東甲信越(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、長野、新潟)、東海地域(静岡東部)でエリア訪問調査の受付を一時停止した。再開については、今後、あらためて案内される。

 

(関口 聖)

2011/3/15 15:26