「コロプラ」「ケータイ国盗り合戦」で募金を開始


 東北地方太平洋沖地震の発生を受けて、「コロニーな生活☆PLUS」を提供するコロプラ、「ケータイ国盗り合戦」を提供するマピオンはそれぞれ、ユーザー向けに災害募金の受付や、チャリティーアバターの販売といった施策を開始した。

 コロプラは、被災地支援を目的に1000万円の募金を予定。これとは別に、位置情報を利用したゲームなどにて、ユーザーが協力できる募金の募集を行う。具体的には、「コロニーな生活☆PLUS」にて「助けあいなペイント」を500コロコインで提供するほか、「キャリー・ストーリー」にて「希望のロウソク」を500コロコインで提供する。募金された金額は、日本赤十字社(予定)に全額寄付される。また、募金の収支は後日案内される。

 マピオンでは、当面は、計画停電圏内を含む、被災地方面へのゲーム目的の外出を控えるよう呼びかけるとともに、「被災地を攻略スポットに含む期間限定ゲームにつきましては、現在、中止・延期・休止を含め対応を検討中」と案内している。

 また同社では、「ケータイ国盗り合戦」にて、ユーザーが協力できるチャリティーアバター「すずらんの祈り」を販売する。同社はアバター選定の背景を「すずらんの花言葉は『幸福が帰る』。被災地が一日も早く復興するよう祈りをこめています」と説明している。「クニポ」でアバターを購入すると、1クニポを1円相当として、日本赤十字社(予定)に売上金額が寄付される。募金総額は後日Webサイトにて報告される。

 



(太田 亮三)

2011/3/15 16:17