シャープ、中国市場向けスマートフォン4機種を発表


 シャープは16日、上海で新製品発表会を開催し、中国市場向けのスマートフォン4機種を発表した。Android搭載の製品2機種と、Tapas OS(点心OS)搭載の製品2機種というラインナップになる。

 今回発表された製品は「SH8158U」「SH8168U」「SH7228U」「SH7218U」の4機種。「SH8158U」は3.8インチ、裸眼3D対応のフルワイドVGA液晶やオートフォーカス対応の960万画素CCDカメラ、HDMI端子を搭載するAndroid端末。

 「SH8168U」は、3D対応の3.8インチ、フルワイドVGA液晶やオートフォーカス対応対応の500万画素CMOSカメラを2つ、HDMI端子を搭載するAndroid端末。カメラ2つで3D映像を撮影できる。

 「SH7228U」は、メモリ液晶搭載のスイーベル型Tapas OS端末。3.4インチのフルワイドVGA液晶と、3インチのメモリ液晶ディスプレイでメイン画面・サブ画面の両方が大画面という仕上がり。8メガピクセルのCMOSカメラも備える。

 スイーベル型の「SH7218U」は、3.4インチのフルワイドVGA液晶と8メガピクセルCMOSカメラを搭載するTapas OS端末。サイドイルミネーションも用意されている。

 現地で会見した常務執行役員 中国本部長 兼 夏普商貿(中国)有限公司薫事長の菅野信行氏は、昨年11月に投入した中国向けスマートフォン2機種が好調で、今回本格参入すること、Android端末に加えてTapas OSを採用して中国のユーザーにとって使いやすい製品、サービスを提供すること、今後の新製品は全てスマートフォンとして年間販売で500万台を目指すことを語った。

【お詫びと訂正】
 初出時、発表会の開催場所を北京と記載しておりましたが、正しくは上海でした。お詫びして訂正いたします。

 

(関口 聖)

2011/3/16 17:00