サムスン、「GALAXY Tab 8.9/10.1」発表


 Samsung Electronics(サムスン)は、Android 3.0(Honeycomb)搭載のタブレット型端末「GALAXY Tab 10.1」と「GALAXY Tab 8.9」を発表した。「GALAXY Tab 10.1」は2月の「Mobile World Congress 2011」で発表済みだが、新たに「GALAXY Tab 8.9」が発表された。

 「GALAXY Tab 10.1」は、10.1インチ、1280×800ドットのタッチパネルを搭載し、重さ595gを実現したAndroidタブレット。「GALAXY Tab 8.9」は、8.9インチ、1280×800ドットのタッチパネルを搭載、重さは470gとなる。

 いずれのモデルもタブレット向けに開発されたAndroid 3.0をベースに、Samsung独自のユーザーインターフェイスである「TouchWiz」が実装されている。また、CPUは1GHzのデュアルコアアプリケーションプロセッサを搭載し、内蔵フラッシュメモリは16GB/32GB/64GBの3タイプあり、いずれも最大32GBのmicroSDHCカードに対応する。

 カメラ機能は、背面に3メガピクセル、ディスプレイ側に2メガピクセルを装備する。1080pのフルHD動画の再生、720pのHD動画の撮影に対応する。

 通信方式は下り最大21MbpsのHSPA+(850/900/1900/2100MHz)、EDGE/GPRS(850/900/1800/1900)に対応。IEEE802.11 a/b/g/nやBluetooth 2.1+EDR、GPSなどをサポートする。ジャイロセンサーも搭載される。

 バッテリー容量は、「GALAXY Tab 10.1」が6800mAh、「GALAXY Tab 8.9」が6000mAh。大きさと重さは、「GALAXY Tab 10.1」が256.6×172.9×8.6mmで595g、「GALAXY Tab 8.9」が230.9×157.8×8.6mmで470g。

 なお、今回の「GALAXY Tab 8.9」の発表により、GALAXY Tabシリーズは、7インチモデル、8.9インチモデル、10.1インチモデルの3つになった。

GALAXY Tab 10.1

GALAXY Tab 8.9


 



(津田 啓夢)

2011/3/23 13:53