ウェザーニューズとKDDI、被災地に気象観測設備を設置へ


 ウェザーニューズとKDDIは、東北地方太平洋沖地震で被災した地域に対し、気象観測設備の設置を開始すると発表した。

 今回の取り組みにより、避難所を中心とした宮城県、岩手県、福島県などの被災地に、気温、湿度、気圧、日照、感雨、紫外線などを計測できる気象観測設備を設置する。最大で50台の設置が予定されており、避難所・救護施設を対象に設置希望場所の募集も開始している。

 観測されたデータは、ウェザーニューズが無料で提供している「東日本大震災 特設サイト」で公開される。設備はウェザーニューズとKDDIが提供する「ソラテナ」の設備を活用したもので、明星電気、ロームがセンサー開発に協力している。

 




(太田 亮三)

2011/3/23 15:57